売却したい家が田舎にあると、買主が見つかるまでに、通常よりも時間がかかる可能性があります。
ただし、売りにくいからといって、そのまま放置していると、デメリットが生じてしまうでしょう。
そこで今回は、田舎にある家を売却する際に押さえたいポイントとして、売りにくい理由や売却のコツ、不動産買取について解説します。
不動産売却を検討されている方は、ぜひご参考にしてください。
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目次
田舎にある家の売却で押さえておきたいポイント①売りにくい理由
田舎にある家の売却を成功させるためには、ポイントを押さえることが大切です。
はじめに押さえておきたいポイントは、田舎にある家が売りにくい理由です。
売りにくい理由がわかると、売却につながるコツをつかめる可能性があるので、確認しておきましょう。
田舎にある家が売りにくい理由とは
田舎にある家が売りにくい理由は、おもに3つ挙げられます。
1つ目の理由は、需要が低いことです。
田舎に住んでいる方は、親と同居していたり、親から受け継いだ家に住んでいたりすることが多いでしょう。
そのため、新しく家の購入を考える方が少なくて、なかなか売れないと考えられます。
2つ目の理由は、老朽化している物件が多いことです。
田舎にある家には、昔から住まれていて築年数が経っている物件がたくさんあります。
築年数が経っている家は、老朽化が進んでいることがあり、状態によっては中古物件を探している方の検討対象からも外れてしまうでしょう。
3つ目の理由は、家自体は安くても、さまざまな費用がかかる可能性があることです。
田舎にある家は、比較的リーズナブルな価格で購入できることが多いでしょう。
しかし、耐震工事やリノベーションなどが必要な状態だと費用がかかり、トータルで考えると高額になる可能性があります。
工事に手間や時間がかかることも、購入検討者の減少につながってしまうでしょう。
田舎にある家を放置すると生じるデメリットとは
田舎にある家は、売りにくいことがわかると、売却が億劫になるかもしれません。
しかし、使わない家を空き家のまま放置していると、さまざまなデメリットが生じてしまいます。
たとえば、空き家は所有しているだけでも、毎年固定資産税が課されます。
また、適切に管理をしないと、老朽化が急速に進んでしまうでしょう。
家が老朽化すると、損壊や倒壊のリスクが高まり、他人に損害を与えてしまう可能性があります。
不法侵入やゴミの不法投棄、放火などの犯罪が発生するリスクもあるでしょう。
そして、そのようなリスクが高い空き家は、「特定空家」に指定されて、行政から改善するための指導を受けます。
指導に従わないと、固定資産税の特例が適用されなくなって、現状よりも税額が上がったり、強制的に解体されたりする可能性があります。
このようなデメリットがあるので、空き家は放置せずに売却したほうが良いでしょう。
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田舎にある家の売却で押さえておきたいポイント②売却のコツ
所有している家を使わない場合、そのまま放置していると、さまざまなデメリットが生じてしまいます。
しかし、田舎にある家には売りにくい理由があるので、売却がうまくいくかどうか心配になることもあるでしょう。
田舎にある家の売却を成功させるためのポイントには、コツを押さえることも挙げられます。
そこで、とくに押さえておきたい3つのコツについて、それぞれ確認しておきましょう。
田舎にある家を売却するコツ1:適正価格を設定する
田舎にある家だけに限らず、不動産売却を成功するために大切なコツは、適正価格を設定することです。
適正価格を知りたいときは、周辺の相場が参考になります。
田舎にある家の売却では、値下げが必要になるケースも多いので、売り出し価格が相場より高いと、購入検討者の興味を引くこともできない可能性があります。
できるだけスムーズに売却するためには、「この金額なら購入を検討しようかな」と思われるような価格を設定しましょう。
田舎にある家を売却するコツ2:売却スケジュールに余裕を持つ
不動産を売り出しても、すぐに買主が見つかるとは限りません。
都市部でも、不動産を売り出してから買主が見つかるまでには3か月ほどかかることが一般的です。
田舎にある家を売却するときは、さらに時間がかかると考えられるでしょう。
そのため、売却スケジュールに余裕がないと焦りが生じて、必要以上に値下げをしてしまう可能性があります。
すると、売却することはできても、後悔が残ってしまうかもしれません。
満足のいく結果で終えるためには、スケジュールにできるだけ余裕を持ちましょう。
田舎にある家を売却するコツ3:仲介以外の方法を検討する
田舎にある家がなかなか売れそうもないときは、広範囲で買主を探す仲介以外の方法を検討することもポイントです。
たとえば、売却を近所の方へ相談すると、話がまとまる可能性があります。
隣接している家の住人には、敷地が広がるメリットがあり、近隣の住人にも駐車場として使いたいなどのニーズがあるかもしれないからです。
また、地元に精通した買取会社などに不動産買取を依頼することも1つの方法です。
買取とはどのような方法なのか、次の章で解説します。
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田舎にある家の売却で押さえておきたいポイント③不動産買取
不動産買取とは、不動産会社が物件を直接買い取る方法です。
買主を探す必要がないので、田舎にある家でもスムーズに売却できる可能性があります。
買取には多くのメリットがあるので、確認しておきましょう。
不動産買取のメリット
買取の大きなメリットは、不動産売却を速やかに進められることです。
仲介の場合は、基本的に物件を売り出して購入希望者に内覧してもらい、買主がローンの事前審査を通過したら売買契約を締結します。
スムーズに進んだとしても、売却が完了するまでには2~3か月ほどかかるでしょう。
その点、買取は手続きが少ないので、1か月程度で売却を終えることが可能です。
現金化が早いため、すぐにお金が必要な方にも適しています。
そして、買主を探す必要がないので、購入検討者が少ない物件でもスムーズに売却できる可能性があることもメリットです。
立地が良くない物件や築年数が経っている物件でも、買取なら時間をかけずに売却できることがあるでしょう。
田舎にある家を早く売却したいときや買主がなかなか見つからなくて困ったときは、買取を依頼すると解決できる可能性があります。
不動産買取のデメリット
買取には、さまざまなメリットがありますが、デメリットもあるので注意が必要です。
とくに押さえておきたいデメリットは、買取価格が相場よりも低くなることです。
不動産会社が買い取った物件を再販売するときは、リノベーション費用や人件費などのコストがかかります。
それらのコストが差し引かれるため、買取価格は仲介による売却価格の6~8割ほどになることが一般的です。
しかし、先述のとおり、田舎にある家を放置していると、さまざまなデメリットが生じてしまいます。
老朽化が進むと仲介で売ることはもちろん、買取も難しい状態になってしまうかもしれません。
そのため、価格が多少安くなったとしても、使わない家は早めに売却したほうが良いでしょう。
仲介での売却が難しそうな方やできるだけ早く売却を終えたい方などは、買取も検討してみましょう。
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まとめ
田舎にある家は、需要が低いなどの理由によって、なかなか売れない可能性があります。
しかし、売却が難しいからといってそのまま放置していると、さまざまなデメリットが生じてしまいます。
売却するコツや買取などの方法を実践すると、スムーズに売却できる可能性があるので、早めに売却を試みましょう。
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アシストプラン株式会社
高崎市に根ざした地域密着の姿勢を大切にし、誠実で親身な対応を信条としています。
不動産売却は人生の大きな節目だからこそ、確かな知識と真摯な姿勢で、一人ひとりに最適なご提案を心がけています。
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