土地や建物の売却は、日常的におこなうものではありません。
そのため、悩んだり不安になったりする方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、不動産売却時のよくある悩みやお金に関すること、売れないときの解決策について解決します。
土地や建物の売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
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不動産売却時のよくある悩みとは?
まずは、不動産売却時のよくある悩みについて解説します。
なにをすべきかがわからず悩んでしまう
よくある悩みとしてまず挙げられるのが、なにをすべきかがわからず、悩んでしまうことです。
先述のとおり不動産売却は日常的におこなうものではないので、いつどのようなタイミングで、どのような手続きが必要なのかがわからないという方も少なくありません。
そのような悩みを解決するためには、不動産売却の流れについて知っておくことがポイントです。
一般的には、下記の流れで手続きを進めていきます。
●査定を依頼する
●不動産会社と媒介契約を締結する
●販売活動をおこなう
●売買契約を締結する
●決済の実行と引き渡しをおこなう
まずは、売りたい土地や建物がいくらで売れそうかを知るために、査定を依頼します。
査定をおこなうことによって、住宅ローンを完済できるか、売り出し価格をいくらにするかといったことも判断することが可能です。
査定額に納得できたら、次は媒介契約を締結します。
媒介契約とは、売主と不動産会社とのあいだで結ぶ契約のことです。
契約期間や報酬(仲介手数料)の金額などが記載されており、条件を明確にすることにより、トラブルを回避することが目的となります。
媒介契約を締結したあとは、販売活動をおこない、買主と売買契約を締結します。
最後に、決済の実行と引き渡しをおこない、不動産売却の完了です。
おおまかな流れを知っておけば、よくある悩みの一つである、なにをすべきかわからず悩んでしまうという事態を回避できます。
不動産会社の選び方がわからず悩んでしまう
不動産会社の選び方がわからないことも、よくある悩みの一つです。
不動産会社と一口にいっても、それぞれ得意分野が異なります。
土地や建物の売却時は、不動産売却の知識があったり、実績が多かったりするところを選ぶことが重要です。
また、親身になって話を聞いてくれるかという点も、チェックしておきたいポイントといえます。
不動産売却は、不動産会社と売主が二人三脚でおこなうもののため、信頼できるところに依頼すべきといえるでしょう。
費用がどのくらいかかるのかわからず悩んでしまう
よくある悩みとして、費用がどのくらいかかるのかわからず、悩んでしまうケースもあります。
かかる費用は、売却価格の約5%となるのが一般的です。
かかる主な費用として、下記が挙げられます。
●印紙税
●仲介手数料
●登記費用
●譲渡所得税(利益がでなければ不要)など
どのような費用がかかるのかを知ったうえで、余裕のある資金計画を立てることが大切です。
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不動産売却でよくあるお金に関する悩み
続いて、不動産売却でよくあるお金に関する悩みについて解説します。
住宅ローンが完済できるか不安になる
お金に関する悩みとして多いのが、住宅ローンを完済できるか不安になってしまうことです。
住宅ローンが残っている状態で土地や建物を売る場合、残債を完済する必要があります。
一般的には売却金で完済することになりますが、売却金が残債の金額を下回っている場合、不足分を自己資金で補わなくてはなりません。
お金の用意ができなければ、住宅ローンを完済できず、不動産売却ができなくなってしまいます。
完済できるか否かを判断するために、売り出し価格の決定には慎重な判断が求められるでしょう。
住宅ローンが残っている場合は、金融機関に相談にいく必要があります。
現金化を急ぐ事情があって不安になる
現金化を急ぐ事情があって不安になることも、お金に関するよくある悩みの一つです。
不動産売却をおこなう理由は、人それぞれで、なかにはまとまったお金が必要になり、土地や建物を手放すケースがあります。
また、すぐに現金化しなければならない事情があり、売却を急ぐ方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合、なかなか買主が見つからないと、不安になってしまいます。
悩みを抱えないためには「3か月以内に売る!」「〇月中には売却したい」という風に、いつまでに売りたいかを決めることがポイントです。
売却期限を決めずに販売活動をおこなっても、ただ時間だけがかかってしまいます。
未払いになるのではと悩んでしまう
お金に関する悩みとして、売却金が未払いになるのではと不安になるケースも挙げられます。
不動産売却は大きなお金が動く取引となるので、初対面の買主とのやり取りが、心配になる方も少なくありません。
そのように悩まないための解決策は、売主自身が、積極的に不動産会社と関わることです。
買主が忙しいがゆえに、金融機関に連絡をしていなかった場合、売主側から連絡が入ればトラブルを回避できるでしょう。
買主が今どのような状況なのかを把握できるため、未払いになるリスクを軽減できるのもメリットです。
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不動産売却でなかなか売れないときの悩み
祭儀に、不動産売却でなかなか売れないときの悩みについて解説します。
築年数が古くて売れない
売れない理由としてまず挙げられるのが、築年数が経過していることです。
築年数が古い場合、建物や設備の老朽化が目立ち、マイナスの印象を与えやすくなります。
見た目の印象が悪いと、価格がいくら安くても、成約には至りにくいでしょう。
もし築年数の古さが理由で売れない場合は、土地の需要があるか否かを確認します。
土地の需要があるエリアであれば、建物を解体して更地にして売る方法があります。
更地にすれば古家がなくなるので、見た目がすっきりし、内覧者に好印象を与えることが可能です。
もし土地の需要がないエリアにあり、なかなか売れない場合は、リフォームをおこなうのも方法の一つとなります。
老朽化が目立つところをリフォームしたり、クロスを貼り替えたりするだけでも、印象が大きく変わるでしょう。
ただし、近年はリフォームをおこなうことを前提に、中古物件を購入する方も多いです。
そのため、安易なリフォームは、逆効果になる恐れがあります。
買い手がつかず売れない
売りに出しても買主が見つからなければ、売れないといった事態を招きます。
内覧希望者が現れない場合は、価格を見直したり写真を撮り直したりすると効果的です。
適正価格を設定したり、状況に応じて値下げを試みたりすると、条件に合う方が内覧にきてくれる可能性があります。
しかし、何度も値下げをすると、悪目立ちする可能性があるので注意が必要です。
もし内覧者がいるのにも関わらず売れない場合は、物件だけでなく、立地や周辺環境に問題があるかもしれません。
立地や周辺環境を変えるのは難しいため、それを払拭するような物件の良い点を引き出すことがポイントです。
庭の手入れをおこなったり、修繕ができるところは直しておいたり、魅力的に魅せる工夫をおこなってください。
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まとめ
不動産売却時のよくある悩みは、なにをすべきかがわからず悩んでしまったり、費用がどのくらいかかるのかわからず不安になったりすることなどです。
売却金で住宅ローンを完済できるか、売却金が未払いになる可能性など、お金にまつわる悩みも少なくありません。
売れない場合は価格を見直したり可能な範囲でリフォームをおこなったり、物件を魅力的に魅せる工夫をおこなってみてください。
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