
不動産を売却する際には、登記に関する正確な知識と適切な手続きが必要不可欠であることをご存じでしょうか。
登記にはいくつかの種類があり、それぞれにかかる費用や必要となる書類の内容を事前に理解しておくことが大切です。
万が一、手続きに不備があると売却が予定通りに進まず、思わぬトラブルや時間のロスを招く恐れがあります。
この記事では、不動産売却時に必要な登記手続きの基礎知識や注意点をわかりやすく解説いたします。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
不動産売却で必要な不動産登記の種類

不動産を円滑に売却するには、登記の仕組みを理解することが欠かせません。
とくに、「表題登記」と「権利登記」は、取引の基礎となる重要な手続きです。
両者の違いと役割を把握することで、売却までの流れをスムーズに進められます。
表題
表題登記は、不動産の所在地や構造、面積などの物理的情報を法務局に登録し、建物や土地が法的に成立したことを示す手続きです。
建物の新築や区画整理後は、原則として完成から1か月以内に申請する義務があり、怠ると10万円以下の過料の対象となります。
未了の場合、買主が所有権保存登記を行えず、金融機関の融資が下りないなど取引が停滞する恐れがあるでしょう。
登録項目には、所在地、種類、構造、床面積、築年月日などが含まれ、物件の正確な現況を示す資料として買主の判断材料となります。
図面や測量結果が不正確だと補正指示が出て手続きが長期化するため、正確な計測が不可欠です。
申請は土地家屋調査士に依頼するのが一般的で、測量から申請完了まで1〜2週間程度を見込むとよいでしょう。
権利
権利登記は、所有者や抵当権などの権利関係を公示する手続きで、売買時には買主が所有権移転登記をおこなうことで第三者に権利を主張できます。
抵当権が残っている場合は抹消登記を同時に実施し、権利関係を明確にしたうえで引き渡しをおこないます。
住宅ローンを利用する買主は同日に抵当権設定登記も行うため、売主・買主双方の書類を一括で準備しておくと手続きが円滑です。
登記の登録免許税は固定資産税評価額に所定の税率を掛けて算出され、所有権移転は2%、抵当権設定は0.4%が原則ですが、税率軽減措置が適用されると大幅に軽減されます。
所有権保存登記や抵当権設定登記なども権利登記の一種で、いずれも司法書士が代理することが多いです。
権利登記がないと当事者間で所有権は移転しても第三者に対抗できず、差し押さえや二重譲渡のリスクが生じるため注意が必要です。
売却時における登記の重要性
登記が不完全なままでは、取引が成立しない場合があります。
たとえば、増築部分が未登記の場合、面積が不明確となり、買主が購入を見送ることがあります。
評価額の算定や融資審査にも影響するため、売却前に内容を確認し、必要な修正や追加登記を専門家と連携して済ませておくことが重要です。
不動産会社を窓口に土地家屋調査士や司法書士と連携し、ワンストップで手続きを進める体制を整えておくと安心です。
▼この記事も読まれています
不動産売却時の必要書類について!売却前から決済時までの観点で解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
不動産売却で発生する登記費用の相場と費用負担

登記費用の金額と負担者を把握しておくことで、売買後のトラブルを防げます。
売却計画を立てる際は、税金と専門家報酬の双方を見積もっておくと安心です。
設定した予算を基に税務申告まで一連のフローを確認しておくと、決済日に慌てずに済みます。
相場
抵当権抹消登記や住所・氏名変更登記の登録免許税は、不動産1件につき1,000円です。
司法書士報酬は一般的に1万5,000円前後で、物件数や地域により変動します。
複数物件を同時に抹消する場合は、手続きの複雑さに応じて報酬が上乗せされることがあります。
所有権移転登記の登録免許税は固定資産税評価額の2%ですが、居住用住宅や土地には軽減税率が適用される場合があるでしょう。
たとえば、令和8年3月31日までは土地が1.5%、令和9年3月31日までは一定の住宅用家屋が0.3%となるため、事前に適用要件を確認しておくと節税につながります。
司法書士以外に銀行や保証会社の事務手数料が発生する場合もあり、これらは契約形態によって数千円から数万円まで幅があります。
負担
抵当権抹消登記など、売主側の手続き費用は売主が負担します。
一方、所有権移転登記にかかる登録免許税(通常2%、軽減措置で最大0.3%)および司法書士報酬5万〜7万円程度は、買主が負担するのが一般的です。
地域や取引慣行により分担方法が変わる場合もあるため、見積書の段階で双方が確認することが重要です。
税率軽減の適用を受ける場合は、買主側で必要書類を用意し、期限内に申請する必要があります。
なお、新築未入居物件など特例的に売主が所有権移転費用を負担するケースもあるため、早い段階で仲介会社に確認しましょう。
売買契約における取り決め
登記費用の内訳と負担者は契約書に明記し、不明確なまま進めないことがトラブル防止の鍵です。
その際、登記完了の時期や必要書類の準備責任者も具体的に定めておくと安心です。
買主が金融機関のローンを利用する場合は、抵当権設定登記に伴う費用負担や手続き日に関する合意も忘れずに盛り込みましょう。
費用の振込期限や領収書の扱いを取り決めておくと、後日の精算がスムーズになります。
▼この記事も読まれています
土地売却後に土壌汚染が発覚したらどうなる?調査の必要性をご紹介!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
不動産売却の登記で必要な書類

所有権移転登記には複数の書類が必要であり、事前準備が手続きを円滑にします。
手配に時間がかかる書類もあるため、売却の検討段階で確認しておくとスケジュールに余裕が生まれます。
売却先が遠方の場合、郵送でのやり取りを想定した準備も必要です。
ここでは、とくに住民票と戸籍謄本のポイントを紹介します。
住民票
登記簿上の住所と現住所が異なる場合、売主の同一性を証明するため3か月以内に発行された住民票が必要です。
住民票は市区町村の窓口で取得でき、マイナンバーや本籍の記載は省略します。
遠方の場合は郵送請求やコンビニ交付が利用でき、取得方法を把握しておくと手続きがスムーズです。
転居を繰り返している場合は、住民票の除票を含め過去の住所履歴が求められることもあるため注意が必要です。
マイナンバーカードを所持していれば、コンビニ交付機で早朝や夜間でも取得できます。
戸籍謄本
氏名変更がある場合は、同一人物であることを示す戸籍謄本を添付します。
本籍地以外でも広域交付が可能で、取得後3か月以内のものを用意します。
結婚や離婚など変更回数が多い場合は、改製原戸籍や除籍謄本が追加で必要になることがあるため、事前に司法書士へ相談すると確実です。
戸籍の附票を合わせて提出すると、住所変更の経緯を一度に証明でき、書類の重複取得を防げます。
戸籍の取得には、本籍地の誤りがあると再請求となるため、事前に確認しておくと時間と費用を節約できます。
その他の必要書類
不動産売却の登記には、登記識別情報(権利証)や印鑑証明書も必須です。
権利証を紛失した場合は本人確認情報を提出し、印鑑証明書は実印と一致する3か月以内のものを用意します。
固定資産評価証明書や委任状など、物件や手続き形態によって追加書類が必要となる場合もあるため、不動産会社とチェックリストを共有しておくと安心です。
権利証が電子化されている場合でも、パスワードの失念や端末故障に備えてバックアップ方法を確認しておくとリスクを軽減できます。
これらの書類は、原則として決済当日に司法書士へ提出し、提出漏れがあると登記申請が翌営業日にずれ込む恐れがあります。
▼この記事も読まれています
家売却時に利用できる解体費用について!補助金の適用条件と注意点も解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
不動産売却時に必要な登記手続きでは、登記の種類や必要書類、費用の把握が円滑な進行の鍵となります。
事前に登記内容を確認し、必要な書類や手続きの流れを整理しておくことで、無駄なトラブルを防ぐことができます。
確実な登記対応をおこなうことで、売却全体がスムーズに進み、安心して手続きを進めることができるでしょう。
高崎市の不動産売却・査定・買取ならアシストプランにお任せください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む

アシストプラン株式会社
高崎市に根ざした地域密着の姿勢を大切にし、誠実で親身な対応を信条としています。
不動産売却は人生の大きな節目だからこそ、確かな知識と真摯な姿勢で、一人ひとりに最適なご提案を心がけています。
■強み
・高崎市を中心に数多くの不動産売却実績
・地域に精通したスタッフによる丁寧な提案
・信頼関係を重視したきめ細やかな対応
■事業
・土地 / 戸建て / マンションの売却相談
・資産価値を引き出す戦略的な売却支援
・高崎市内の地域事情に配慮したご提案


0120-860-270
土地
戸建て
マンション
事業用物件
賃貸


