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住んでいない家が傷むわけについて!傷みを防ぐ方法や売却の重要性も解説

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カテゴリ:お役立ちコラム

住んでいない家が傷むわけについて!傷みを防ぐ方法や売却の重要性も解説

長期間住んでいない家は、適切な管理をしないと急速に劣化が進む可能性があります。
特に湿気のこもりや害虫・害獣の発生が起こりやすく、掃除や修繕を怠ると建物の傷みが加速します。
また、適切な維持管理をしないと資産価値が下がり、売却時にも不利な条件となることがあるため注意しなければなりません。
この記事では、空き家が劣化する原因や管理の重要性、放置によるリスクについて解説します。

住んでいない家が傷むわけについて

住んでいない家が傷むわけについて

空き家に誰も住んでいない期間が長くなると、湿気や害虫・害獣による被害に加え、日常的な掃除や修繕がおこなわれないため、建物の劣化が急速に進行します。
人が暮らすことで自然におこなわれる換気や、通風が途絶えると、想像以上に家の傷みが早まるのです。

湿気

普段から人が暮らす家では、窓を開けたりエアコンを使用したりして、室内の湿度を管理します。
しかし、空き家は換気の機会が極めて少なく、日本の高温多湿な気候も相まってカビや腐敗が進みやすいです。
湿気の影響は壁紙や床材の剥がれ、金属部分の錆びなど多岐にわたり、建物の機能や外観を大きく損ねます。
定期的に空気の入れ替えをおこなうほか、除湿剤の利用や自動換気システムの検討が劣化予防に役立ちます。

害虫や害獣

ゴキブリやネズミ、シロアリなどは、人の気配がない空き家に侵入しやすく、繁殖も急速に進みがちです。
シロアリによる食害は木材の強度を低下させ、ネズミは配線をかじって火災のリスクを高めます。
これらの被害を防ぐには、床下や屋根裏、換気口などの隙間をこまめに点検し、専門業者による定期的な駆除やメンテナンスをおこなうことが重要です。
庭や敷地内の雑草や落ち葉を処分して、害虫の住処を減らす工夫も欠かせません。

掃除や修繕

空き家は日常的な掃除がおこなわれず、埃や汚れが蓄積しやすい環境です。
雨漏りや外壁のひび割れを放置すると、内部に水が浸入して腐食が進み、建物全体の寿命を縮めます。
定期的な点検と掃除を実施し、早めに不具合を修繕しておくことで、大規模な改修が必要になるリスクを大幅に軽減できます。

住んでいない家の劣化を防ぐ方法について

住んでいない家の劣化を防ぐ方法について

空き家の劣化を最小限に抑えるためには、通水や換気などの基本的な管理を定期的におこない、状況に応じて専門業者や管理サービスを利用することが効果的です。
こうした対策により、余計な修繕費の発生を防ぎ、建物の資産価値を守ることができます。

通水

水道や排水管を長期間使わない状態が続くと、内部に錆が発生し、水漏れや破損につながります。
封水がなくなると、下水からの悪臭や害虫の侵入も起こりやすくなるため、少なくとも月に1回は蛇口を開いて水を流すようにしましょう。
外部の水道栓も確認し、冬季は凍結リスクに備えて給湯器の水抜きなどをおこなうと被害を防げます。

換気

空き家は長期間締め切られると、室内に湿気がこもってカビや臭いが発生しやすくなります。
窓を開けて空気を入れ替え、必要に応じて扇風機やサーキュレーターで循環させると効果的です。
梅雨や冬場は特に湿度が高まるため、除湿器を併用しながら換気をこまめに実施してください。

家の管理を委託

遠方に住んでいるなどの理由で頻繁に足を運べない場合は、空き家管理サービスへの依頼も検討しましょう。
専門の業者が定期的に通水や換気、清掃、庭木の手入れなどをおこない、防犯対策にも対応してくれます。
契約内容や費用は業者ごとに違うため、複数の見積もりを比較して信頼性の高い会社を選ぶことが大切です。

住んでいない家を放置するリスクと売却することがおすすめな理由

住んでいない家を放置するリスクと売却することがおすすめな理由

空き家を放置すると、建物の老朽化だけでなく、防犯上の不安や近隣トラブル、さらに税金面での負担増など、多面的なリスクが生じます。

建物が痛む以外にもリスク

老朽化した空き家は、地震や台風などの自然災害時に倒壊する危険性が高まり、周囲に大きな影響を与えます。
また、人の出入りがない家は不審火や犯罪の拠点として悪用される事例もあり、庭木や雑草の放置による害虫発生も周辺環境にとって深刻な問題です。
こうした事態を避けるには、定期的な管理や早期の活用を考える必要があります。

放置することで家の価値が下がる

換気不足や清掃不備で湿気やカビが発生し、内部構造の腐朽が進むと修繕コストが大幅に増加します。
外観が荒れれば近隣の景観を損ね、地域全体の不動産価値にも悪影響を与えます。
その結果、売却時の評価が下がり、所有者にとって大きな経済的損失を招くことが少なくありません。

固定資産税が高くなってしまう

空き家を適切に管理せず、倒壊や衛生上の問題が懸念される状態になると、特定空き家に指定される可能性があります。
特定空き家に該当すると住宅用地の軽減措置が外され、固定資産税が大きく引き上げられる場合があるのです。
行政からの勧告に従わないと、最大で6倍の税負担となることも報告されています。
こうした負担を回避するためには、早期売却を検討することが効果的です。
売却により維持管理費や修繕費、税金の負担を減らせるだけでなく、土地や建物を活用したい買い手に渡すことで地域の防犯や景観の改善にもつながります。
実際に売却を決める際には、不動産会社の査定を受けたり、空き家バンクなどの公的制度を活用したりする方法もあります。
いずれにせよ、空き家を長く抱え続けるリスクと費用を考慮し、早めの判断を行うことが将来的なトラブルを防ぐ鍵となるでしょう。
売却を検討する際には、まず信頼できる不動産会社に相談し、物件の査定を受けることが大切です。
適正価格で売りに出すことで、買い手が見つかりやすくなるほか、思わぬ安値で取引してしまうリスクを減らせます。
また、空き家の状態が良いほど高い評価を得られる可能性があるため、事前に最低限の修繕や清掃をおこない、見た目の印象を整えておくと良いでしょう。
さらに、自治体が運営する空き家バンクを活用すれば、公的なサポートのもとでマッチングを図れる場合があります。
売却によって得た資金は、新たな不動産投資やリフォーム費用、相続税の支払いなど、さまざまな用途に充てることができます。
空き家を抱え続けるデメリットと比較し、メリットが上回ると判断できるなら、早期の売却は大きな選択肢の一つになるでしょう。
地域の防犯や環境美化にも貢献するため、多くの自治体が空き家対策に力を入れており、活用方法が見つからない場合でも売却が一つの有効な解決策となります。
将来にわたって維持コストやリスクを負い続けるよりも、思い切って物件を手放すことで安心感を得られるケースも多いです。
なお、売却を決める前に、家屋の建築年数や耐震基準などを不動産会社と共有し、購入希望者が安心して検討できる情報を整えることも大切です。
耐震リフォームの可能性や周辺施設の魅力など、プラス要素を把握しておくと、スムーズに交渉が進むケースがあります。
万一、買い手が見つからない場合は、賃貸やリフォームによる活用を検討するのも選択肢の一つです。
空き家の扱いを先送りにするほど維持費とリスクが増大するため、早めの判断をおこなうことが、所有者と地域社会の双方にとって得策だといえます。

まとめ

住んでいない家は湿気や害虫・害獣の影響を受けやすいため、定期的な管理をおこない、劣化を防ぐことが重要です。
通水や換気の実施、専門業者への管理委託などの対策を講じることで、建物の状態を維持しやすくなります。
また、放置すると固定資産税の負担が増える可能性もあるため、売却を含めた活用方法を検討することが大切です。


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